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そよかぜは、放物線を描きながら、まだ見ぬ世界をもとめて、吹きわたる。
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年が明け、お正月ムードがようやく終わりを迎えるころ、ふと、年末年始の出来事を振り返り、気がついたことがある。年明け早々、絶賛「バカ笑い」をしたまま新年を迎えていたのだ。それの原因となったのが、大晦日になると毎年放送されているバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』だ。

通称、ガキ使(がきつか)は、毎週日曜日の夜にレギュラー放送されている人気番組なのだが、「絶対に笑ってはいけないシリーズ」だけは、大みそかのゴールデンタイムでしか観ることができない。かれこれ14年も続いている超人気シリーズだ。お笑い芸人のダウンタウン松本人志と浜田雅功に加え、月亭方正、ココリコの遠藤章造、田中直樹の5人のレギュラーメンバーで番組が進行していく。

この「絶対に笑ってはいけないシリーズ」は、タイトルどおり、番組中にどんなに面白いことが起きても絶対に笑ってはいけない、というシンプルな内容だ。もし笑ってしまうと、迷彩服をきた男たちが何処からともなく現れ、笑ったメンバーにケツバット(おしりをバットでたたく)をするという、見てるこちらも痛くなるようなペナルティ制度となっている。ペナルティから免れるべく、5人のメンバーたちは必死に笑いを堪えようとするのだが、笑わせ役の仕掛け人たちも負けじと笑わせにくるものだから笑わずにはいられない。

シンプルかつ、くだらない内容だが、いい歳した大人たちが必死になってる姿を見ていると、こちらも笑いを堪えることなんて到底無理なわけで、気がついたときには、「バカ笑い」のまま年を越していたという、なんともいえない年明けのスタートとなってしまった。しかし、こんなあっけない一年の始まりも、平和を象徴しているようで悪い気はしない。

「笑う門には福来る」という、ことわざ通り、年始一発目のおみくじでは、見事に大吉を引き当てた。それに「笑う」ことは免疫力を高める効果があると、医学的にも実証されていたりと何かと福がありそうな一年を過ごせそうだ。

比屋根ひかり

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